HTLM(23)モバイルファーストについて

HTMLやCSS を勉強しています。 HTML
html css

前回はSEOを意識したheadの入力について紹介しました。

HTML(22)SEOを意識したheadの入力
今回は、SEOを意識したheadタグの入力について記事にしました。ブログ等を書く際に必須となってきます。

今回はSEOを意識したheadの入力について紹介したいと思います。

【もっと詳しく知りたい人は是非これを読んでください!!】

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HTMLでのモバイルファーストの大切さとやり方

スマホやタブレットを使う人が増えた今、Webサイトをモバイル向けに作ることがとても大事です。この「モバイルファースト」という考え方を使うと、スマホでも見やすいサイトを作ることができます。本記事では、初心者でも分かりやすいように、HTMLを使ったモバイルファーストの基本と方法を紹介します。

モバイルファーストって何?

モバイルファーストとは、まずスマホで見やすいようにWebサイトを作り、そのあとでパソコン向けにデザインを広げていくやり方です。この方法はGoogleのモバイルファーストインデックスという仕組みとも関係していて、検索結果でも評価が上がりやすくなります。

詳しくはこちらのGoogleの公式ガイドも参考にしてください。

モバイルファーストのいいところ

  1. 使いやすいサイトになる
    スマホに合わせて作ると、読み込みが速くなったり、操作が簡単になったりします。
  2. 検索で見つかりやすくなる
    Googleはスマホ対応のサイトを優先して評価するので、検索順位が上がる可能性があります。
  3. どの端末でも見やすくなる
    スマホだけでなく、タブレットやパソコンでもきれいに表示できるようになります。

モバイルファーストの作り方

1. HTMLの書き方をシンプルにする

スマホの画面は小さいので、HTMLは分かりやすくシンプルに書くのがポイントです。例えば、次のように書いてみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>モバイルファースト</title>
</head>
<body>
  <header>
    <h1>モバイルファーストの基本</h1>
  </header>
  <main>
    <section>
      <h2>モバイルファーストって何?</h2>
      <p>スマホに優しい設計方法です。</p>
    </section>
  </main>
</body>
</html>

特に、<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">という部分は必ず書きましょう。これがないと、スマホで見たときに正しく表示されません。

詳しくはViewport設定のガイドをご覧ください。

2. CSSを使って画面サイズに合わせる

CSSの「メディアクエリ」という機能を使うと、スマホ用とパソコン用のデザインを切り替えられます。

/* 基本スタイル(スマホ向け) */
body {
  font-family: Arial, sans-serif;
  line-height: 1.6;
  margin: 0;
  padding: 0 1em;
}

h1 {
  font-size: 1.5em;
}

/* パソコン向けのスタイル */
@media (min-width: 768px) {
  body {
    max-width: 750px;
    margin: 0 auto;
  }

  h1 {
    font-size: 2em;
  }
}

まずスマホ向けのデザインを書いて、それからパソコン用のスタイルを追加します。これがモバイルファーストの基本です。

CSSのメディアクエリについては、MDNの解説ページを参考にしてください。

3. 画像を軽くする

スマホでは画像が重いと表示が遅くなります。画像のサイズを小さくしたり、WebPなどの軽い形式を使うと良いでしょう。また、<picture>タグを使うと、端末ごとに最適な画像を表示できます。

<picture>
  <source srcset="example.webp" type="image/webp">
  <img src="example.jpg" alt="サンプル画像">
</picture>

画像圧縮にはTinyPNGのようなツールがおすすめです。

4. Googleのテストツールを使う

Googleのモバイルフレンドリーテストを使うと、あなたのサイトがスマホで見やすいかどうかチェックできます。このツールは、改善が必要なポイントも教えてくれます。

また、ページ速度を測定したい場合は、PageSpeed Insightsも使ってみてください。


まとめ

モバイルファーストは、これからのWebサイト作りに欠かせない考え方です。HTMLやCSSを工夫するだけで、スマホでも見やすいサイトが作れます。さらに、検索での評価も上がる可能性があります。

ぜひモバイルファーストを取り入れて、みんなにとって便利なWebサイトを作りましょう!

以上がモバイルファーストについての紹介でした。
次回はレスポンシブの対応について紹介します。