前回は2カラムのレイアウトについて紹介しました。

今回はタイル型のレイアウトについて紹介したいと思います。
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タイル型のレイアウトの作成について
タイル型のレイアウトは、ウェブデザインにおいて非常に人気のある手法です。この記事では、その基本的な作り方やポイント、便利なツール、さらには役立つヒントまでをわかりやすく解説します。
タイル型レイアウトとは?
タイル型レイアウトとは、複数の要素(画像やテキストなど)を整然と並べるデザインのスタイルです。PinterestやInstagramなどのサイトで広く使われており、情報を視覚的に整理するのに適しています。
このレイアウトの特徴は、
- 情報を簡潔かつ見やすく表示できる
- 見た目がスタイリッシュである
- レスポンシブ対応がしやすい
という点です。ウェブサイトやアプリで魅力的なビジュアルを作りたい場合に、非常に役立つデザインです。
タイル型レイアウトを作る手順
1. レイアウトの目的を決める
タイル型レイアウトを採用する目的を明確にしましょう。例えば、
- 商品一覧を美しく見せたい
- 写真ギャラリーを整理したい
- コンテンツをコンパクトにまとめたい
といったニーズに対応できます。
2. ワイヤーフレームの作成
タイル型レイアウトの設計を始める際には、まずワイヤーフレームを作りましょう。紙にスケッチする方法や、FigmaやCanvaなどのツールを使う方法があります。
シンプルなワイヤーフレームを描いて、どのような構成が良いか考えると作業がスムーズに進みます。
3. HTMLとCSSでコーディング
タイル型レイアウトはHTMLとCSSで簡単に実装できます。以下は基本的な例です。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>タイル型レイアウト</title>
<style>
.grid-container {
display: grid;
grid-template-columns: repeat(auto-fit, minmax(200px, 1fr));
gap: 16px;
}
.grid-item {
background-color: #f0f0f0;
padding: 16px;
text-align: center;
}
</style>
</head>
<body>
<div class="grid-container">
<div class="grid-item">アイテム1</div>
<div class="grid-item">アイテム2</div>
<div class="grid-item">アイテム3</div>
<div class="grid-item">アイテム4</div>
</div>
</body>
</html>
このコードでは、CSSのgrid
プロパティを使用しています。grid-template-columns
を使うことで、各アイテムの幅が自動調整され、見た目を整えることができます。
4. レスポンシブ対応
現代のウェブデザインでは、スマートフォンやタブレットでの閲覧も考慮する必要があります。上記の例では、grid-template-columns
にauto-fit
を指定することで、画面サイズに応じてアイテムが自動的に配置されます。
追加のカスタマイズとして、メディアクエリを使えば、より細かい調整が可能です。
@media (max-width: 600px) {
.grid-container {
grid-template-columns: 1fr;
}
}
この設定により、画面幅が600px以下の場合は1列表示になります。
デザインを便利にするツール
おすすめのツール
- Canva: デザイン案やワイヤーフレームの作成に役立つ
- Figma: プロフェッショナルなデザインツールで、コラボレーションも可能
- CodePen: HTMLやCSSのテストと共有が簡単
参考になるリンク
作業をスムーズに進めるためのヒント
- 最初はシンプルに: 複雑なデザインにする前に、基本をしっかり押さえましょう。
- 他のサイトを観察: 好きなサイトやアプリのデザインを研究してみましょう。
- 繰り返し練習: 小さなプロジェクトを何度も作り直すことで、スキルが自然と上達します。
- 配色やフォントに注意: 見た目の統一感がデザイン全体の印象を左右します。
まとめ
タイル型レイアウトは、情報を整理し、視覚的な魅力を高めるための素晴らしい手法です。このレイアウトを使えば、ウェブサイトやアプリの見た目が格段に良くなります。
ぜひこの記事を参考に、タイル型レイアウトを活用したデザインに挑戦してみてください!
以上がタイル型のレイアウトの作成になります。
次回はお問い合わせページの作成について紹介します。