前回は計算機アプリの作成について紹介しました。

今回は条件分岐の基本と応用について紹介していきます。
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if文・switch文をマスター!条件分岐の基本と応用
JavaScriptの条件分岐は、プログラムの流れを制御する上で非常に重要な要素です。if文 と switch文 を使って、異なる条件に基づく処理を実装する方法を、具体的なコード例とともに解説します。これにより、初学者の皆さんも安心して条件分岐を理解し、応用できるようになります。
1. if文の基本
if文は、条件がtrue
の場合に特定のコードブロックを実行します。さらに、else if
や else
を使って、複数の条件を連続してチェックできます。
コード例:
let score = 85;
if (score >= 90) {
console.log("Excellent");
} else if (score >= 70) {
console.log("Good");
} else {
console.log("Needs Improvement");
}
実行結果: スコアに応じたメッセージがコンソールに表示されます。
2. 複数条件の指定と論理演算子
条件分岐では、複数の条件を組み合わせるために &&
(AND)や ||
(OR)といった論理演算子を使います。これにより、より複雑な条件チェックが可能になります。
let age = 20;
if (age >= 18 && age < 65) {
console.log("成人です");
}
3. switch文の基本
switch文 は、ある値に基づいて複数のケースの中から該当する処理を実行します。
各 case
の後には break
を記述して、不要な処理が続かないようにします。
コード例:
let color = "赤";
switch (color) {
case "赤":
console.log("赤はストップのサイン");
break;
case "青":
console.log("青は進行のサイン");
break;
default:
console.log("信号なし");
}
4. if文とswitch文の使い分け
if文 は条件が複雑な場合や論理演算子を用いる場合に適しており、switch文 は特定の値に対する処理を整理して記述するのに向いています。
どちらを使うかは、状況に応じて最適な方を選びましょう。
5. まとめ
本記事では、JavaScriptの条件分岐の基本であるif文とswitch文の使い方を学びました。
これらの文法を活用することで、プログラムの流れを柔軟に制御でき、複雑なロジックも分かりやすく実装できるようになります。
初心者の皆さんは、まず基本の構文をしっかりと習得し、実際にコードを書いて動作を確認することが大切です。これが、より高度なプログラミング技術へのステップアップにつながります。
6. 参考リンク
- MDN: if…else 文
- MDN: switch 文
- W3Schools: if…else 文の使い方
- JavaScript.info: 条件分岐
- freeCodeCamp: JavaScript記事
以上がif文とswich文の基本と応用について紹介しました。
次回はToDoリストアプリについて紹介します。