前回はファビコンの付け方について紹介しました。

今回はボタンアニメーションのカスタマイズについて紹介したいと思います。
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CSSでボタンのアニメーションをカスタマイズ
Webページをデザインするとき、ボタンの見た目や動きで印象がガラリと変わりますよね。この記事では、CSSだけを使ってボタンのアニメーションをカスタマイズする方法をたっぷり解説します。コード例も載せていますので、ぜひ試してみてください!
アニメーションの基本を押さえよう
CSSでアニメーションを作るには、主に以下のプロパティを使います。
transition
: 動きの基本!例えば、色が変わる速さなどをコントロールできます。@keyframes
: 複雑なアニメーションを作りたいときに使います。transform
: 要素の位置や大きさを変えるときに便利です。
「なんだか難しそう」と思うかもしれませんが、サンプルコードを見ながら少しずつ覚えていけば大丈夫です。
さっそく動かしてみよう
まずは、色がふわっと変わる簡単なボタンを作ってみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ボタンアニメーション</title>
<style>
.button {
background-color: #3498db;
color: white;
padding: 10px 20px;
border: none;
border-radius: 5px;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
transition: background-color 0.3s ease;
}
.button:hover {
background-color: #2980b9;
}
</style>
</head>
<body>
<button class="button">Hover Me!</button>
</body>
</html>
このコードをブラウザで開くと、ボタンにマウスを載せたときに背景色がスムーズに変わるのがわかるはずです。transition
が「変化をなめらかにする魔法」と覚えておけばOK!
ボタンを大きくしたり回したりしてみよう
次は、transform
を使ったアニメーションです。ボタンを拡大したり、回転させたりしてみましょう。
<style>
.button {
background-color: #e74c3c;
color: white;
padding: 10px 20px;
border: none;
border-radius: 50px;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
transition: transform 0.3s ease;
}
.button:hover {
transform: scale(1.2) rotate(10deg);
}
</style>
この例では、ボタンにマウスを載せると少し大きくなり、さらに斜めに傾きます。scale
は拡大・縮小、rotate
は回転の角度を指定します。
より動きを複雑にしてみよう
もっと複雑なアニメーションを作りたい場合は、@keyframes
を使います。たとえば、ボタンが上下にぴょんぴょん跳ねる動きを作るには、以下のように書きます。
<style>
@keyframes bounce {
0%, 100% {
transform: translateY(0);
}
50% {
transform: translateY(-10px);
}
}
.button {
background-color: #2ecc71;
color: white;
padding: 10px 20px;
border: none;
border-radius: 5px;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
animation: bounce 0.5s infinite;
}
</style>
この例では、ボタンが上下に弾むような動きを繰り返します。@keyframes
の中で、動きのステップを指定しています。
実用的なアニメーションを作ろう
最後に、実際のWebサイトでもよく使われるアニメーションを作ってみましょう。
ボタンに影をつけて押し込むような効果
<style>
.button {
background-color: #9b59b6;
color: white;
padding: 10px 20px;
border: none;
border-radius: 5px;
font-size: 16px;
cursor: pointer;
box-shadow: 0 4px #8e44ad;
transition: box-shadow 0.2s ease, transform 0.2s ease;
}
.button:active {
box-shadow: 0 2px #8e44ad;
transform: translateY(2px);
}
</style>
このコードでは、ボタンをクリックすると少し沈み込むようなアニメーションを作っています。box-shadow
で影を調整し、translateY
で下に動かしています。
参考リンク
まとめ
ボタンのアニメーションは、ほんの少しのCSSでWebページに大きなインパクトを与えることができます。基本的なtransition
から始めて、@keyframes
で自由自在な動きを作れるようになると、デザインの幅がぐっと広がります。ぜひこの記事を参考に、いろいろ試してみてくださいね!
以上がボタンアニメーションのカスタマイズの紹介になります。
次回は2カラムのレイアウトについて紹介します。