HTML(27)2カラムのレイアウトの作成

HTMLを紹介している画像です。 HTML

前回はボタンアニメーションのカスタマイズについて紹介しました。

HTML(26)ボタンアニメーションのカスタマイズ
今回は、ボタンアニメーションのカスタマイズについて紹介します。目立つことはないですが大事な要素です。

今回は2カラムのレイアウトについて紹介したいと思います。

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Webデザインの基本!2カラムレイアウトの作り方とポイント

Webデザインを始めるとよく目にする「2カラムレイアウト」。これは左右に分かれた構造のデザインで、多くのサイトで使われています。この記事では、2カラムレイアウトについて、具体例や作り方、メリット・注意点を解説します。画像や参考リンクも載せているので、ぜひ活用してください!


1. 2カラムレイアウトって何?

まず、「2カラムレイアウト」の基本からいきましょう。

カラムとは?

カラム(column)は「列」という意味。2カラムレイアウトは、画面を左右に2つの列に分けたデザインのことです。

たとえば:

  • 左側にメインのコンテンツ(記事や情報)
  • 右側にサイドバー(おすすめ記事や広告)

このように、役割が分かれているのが特徴です。

よくある2カラムの例

  • ブログ:記事が左、プロフィールや関連リンクが右
  • ECサイト:商品情報が左、カテゴリや検索フィルターが右

2カラムのデザインは、情報を整理して見やすくするのにピッタリなんです。


2. 2カラムレイアウトのメリット

情報が整理される

画面を左右に分けることで、情報をわかりやすく配置できます。

例:

  • 左側に「メインの情報」
  • 右側に「補足情報」

こうすると、どこを見ればいいか一目でわかります。

どんなデバイスでも対応しやすい

レスポンシブデザイン(スマホやタブレット対応)にも適していて、各カラムを縦に並べるだけで調整が簡単です。

デザインの幅が広がる

2カラムにすることで、

  • サイドバーを目立たせたい
  • メインコンテンツに集中させたい

など、工夫がしやすくなります。


3. 2カラムレイアウトの作り方

ここからは具体的にどうやって作るか説明します。HTMLとCSSを使った簡単な例を紹介します。

HTMLの基本構造

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>2カラムレイアウト</title>
    <link rel="stylesheet" href="style.css">
</head>
<body>
    <div class="container">
        <main class="main-content">
            <h1>メインコンテンツ</h1>
            <p>ここに記事や情報を入れます。</p>
        </main>
        <aside class="sidebar">
            <h2>サイドバー</h2>
            <p>ここに関連情報やリンクを置きます。</p>
        </aside>
    </div>
</body>
</html>

CSSの基本スタイル

body {
    font-family: Arial, sans-serif;
    line-height: 1.6;
    margin: 0;
    padding: 0;
    background-color: #f9f9f9;
}

.container {
    display: flex;
    max-width: 1200px;
    margin: 0 auto;
    padding: 20px;
    background-color: #fff;
    box-shadow: 0 4px 6px rgba(0, 0, 0, 0.1);
}

.main-content {
    flex: 3;
    margin-right: 20px;
}

.sidebar {
    flex: 1;
    background-color: #f1f1f1;
    padding: 15px;
    border-radius: 8px;
}

これをブラウザで開けば、2カラムのレイアウトが完成です。

ポイント

  • .containerdisplay: flex;を指定して横並びにする
  • flex: 3flex: 1で左右の幅を調整する

4. 2カラムレイアウトの応用例

レスポンシブ対応

スマホやタブレットでも見やすくするために、メディアクエリを追加します。

@media (max-width: 768px) {
    .container {
        flex-direction: column;
    }

    .main-content {
        margin-right: 0;
    }
}

これで画面幅が狭くなると、カラムが縦に並ぶようになります。

色やフォントを工夫する

  • サイドバーを目立たせたいときは背景色を変える
  • メインコンテンツを見やすくするためにフォントサイズを調整

例えば:

.sidebar {
    background-color: #e3f2fd;
    color: #01579b;
}

.main-content {
    font-size: 18px;
}

5. 2カラムレイアウトの注意点

情報の優先順位を考える

どの情報をメインに見せたいかを意識して配置しましょう。サイドバーに重要な情報を詰め込みすぎると、どちらがメインかわからなくなることも。

スペースの使い方

左右のカラムの幅をバランスよく調整することが大事です。片方に情報を詰め込みすぎると、全体の見た目が崩れます。

モバイル対応を忘れない

今はスマホで閲覧する人が多いので、レスポンシブデザインは必須です。


6. 参考リンク


7. まとめ

2カラムレイアウトはシンプルで使いやすく、多くのサイトで採用されているデザインです。HTMLとCSSを使えば簡単に作れるので、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてください!

分からないところがあれば、画像やリンクを見てもう一度確認してみると良いですよ。あなたのWebデザインの一歩が楽しくなることを願っています!

以上が2カラムのレイアウトについてでした。
次回はタイル型のレイアウトについて紹介します。