前回はDOMの操作について紹介しました。

Javascript(19)DOMの操作を紹介
今回は、DOMの操作について紹介していきます。これを覚えるとHTMLやCSSの変更などが楽になります。
今回はNode.jsについて紹介していきます。
【もっと詳しく知りたい人は是非これを読んでください!!】
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Node.js入門!サーバーサイドJavaScriptでできることと基本の使い方
JavaScriptはもともとブラウザで動作する言語ですが、Node.jsを使えばサーバーサイドでも実行可能になります。これにより、フロントエンドとバックエンドを統一して開発できるようになり、学習コストや開発の手間を大幅に削減できます。
本記事では、Node.jsの概要、できること、基本的な使い方について詳しく解説します。
1. Node.jsとは?
Node.jsは、Google ChromeのV8エンジンを基に構築されたサーバーサイドJavaScript実行環境です。2009年に登場して以来、多くのWebアプリケーションやAPI開発に利用されています。
Node.jsの特徴
- シングルスレッド&非同期処理
ノンブロッキングI/Oとイベントループを活用して、効率的な処理を実現します。 - JavaScriptでサーバーサイド開発が可能
フロントエンドと同じ言語でバックエンドを構築でき、開発者間での知識の共有が容易です。 - 豊富なパッケージ
npm (Node Package Manager) を通じて、膨大なライブラリが利用可能で、機能拡張が簡単です。 - 軽量かつ効率的
リアルタイム処理や大量データの処理に強い設計になっています。
2. Node.jsでできること
Node.jsを利用することで、様々なWebアプリケーションやサービスを構築できます。
1. Webサーバーの構築
const http = require('http');
const server = http.createServer((req, res) => {
res.writeHead(200, { 'Content-Type': 'text/plain' });
res.end('Hello, Node.js!');
});
server.listen(3000, () => {
console.log('Server running at http://localhost:3000');
});
2. APIの作成
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/', (req, res) => {
res.send('Hello, Express!');
});
app.listen(3000, () => {
console.log('Server running on port 3000');
});
3. バックエンド開発
MongoDBと連携し、データのCRUD操作を簡単に行うことができます。
4. バッチ処理やスクリプト実行
定期的なデータ更新、ログ解析、ファイル操作などに利用できます。
3. Node.jsの基本的な使い方
1. インストール
公式サイト (https://nodejs.org/) からダウンロードできます。
2. バージョン確認
node -v
npm -v
3. 最初のプログラムを実行
echo "console.log('Hello, Node.js!');" > app.js
node app.js
4. Node.jsの便利なライブラリ
ライブラリ | 用途 |
---|---|
Express.js | 軽量なWebフレームワーク |
Axios | HTTPリクエストの送受信 |
Mongoose | MongoDBとの連携 |
Socket.io | リアルタイム通信 |
Nodemailer | メール送信 |
5. まとめ
Node.jsを活用することで、JavaScriptだけでフロントエンドからバックエンドまで開発が可能になります。
- Node.jsの基本概念
- できること(Webサーバー、API、バックエンド開発、バッチ処理)
- 基本的な使い方(インストール、実行方法)
- 便利なライブラリの紹介
次のステップとして、Express.jsを使ったWebアプリ開発に挑戦してみましょう!
参考リンク
以上がNode.jsについての紹介になります。
次回はWebAssemblyでの高速化について紹介します。