javascript(9)APIを使いこなそう

Javascriptと書いたキーボード画像 javascript

前回はアニメーションの作り方について紹介しました。

Javascript(8)アニメーションを作ってみよう
今回は、javascriptで作成するアニメーションについて紹介します。ここからjavascriptが面白くなってきます。

今回はAPIの使い方について紹介していきます。

【もっと詳しく知りたい人は是非これを読んでください!!】

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感想(2件)

APIを使いこなそう!JavaScriptでデータを取得して表示する方法

最近、「JavaScriptを使って外部のデータをアプリに表示してみたい!」と思ったことはありませんか?今回は、JavaScriptでAPIを利用してデータを取得し、それをアプリケーションに表示する方法を紹介します。「難しそう」と感じる方も安心してください。シンプルな例から丁寧に解説します!


APIとは?

まずはAPIについて簡単に説明します。

APIって何?

API(Application Programming Interface)は、異なるアプリケーション同士がデータをやり取りするための仕組みです。。

例えば、天気予報アプリは気象データを提供するサービスのAPIを使って、リアルタイムの天気情報を取得しています。同じように、ニュースアプリはAPIを使って最新ニュースを取得し、ユーザーに表示しています。

APIで何ができるの?

APIを使うことで、以下のようなことが可能です:

  • 天気情報を取得してアプリに表示
  • ニュースヘッドラインを取得
  • ユーザーのSNSデータを連携
  • ランダムな名言やジョークを表示

APIは「外部サービスからデータを取り入れるための窓口」と考えるとわかりやすいです。


実際にデータを取得してみよう

次に、JavaScriptを使ってAPIからデータを取得する方法を実践します。今回は無料で使える「ランダム名言API」を使います。

必要な準備

  1. コードエディタ:Visual Studio Codeなどを用意。
  2. ブラウザ:Google ChromeやEdgeでOK。

これだけあれば、すぐに始められます!

基本のコード例

以下のコードを使用して、ランダムな名言を取得してみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>ランダム名言ジェネレーター</title>
</head>
<body>
  <h1>ランダム名言ジェネレーター</h1>
  <button id="getQuote">名言を取得する</button>
  <p id="quote">ここに名言が表示されます。</p>

  <script>
    document.getElementById('getQuote').addEventListener('click', async () => {
      const response = await fetch('https://api.quotable.io/random');
      const data = await response.json();
      document.getElementById('quote').textContent = data.content + ' - ' + data.author;
    });
  </script>
</body>
</html>

ポイント:

  • ボタンをクリックすると、ランダムな名言が表示されます。
  • APIのURLを指定してデータを取得しています。

データの表示をもっと詳しく

取得したデータをHTMLに表示する方法をさらに深掘りします。

  1. データの取得: fetch()を使ってAPIからデータを引っ張ってくる。
  2. データの解析: JSON形式のデータをJavaScriptオブジェクトに変換。
  3. HTMLに反映: textContentinnerHTMLでデータを画面に表示。

この流れを覚えれば、どんなAPIでも対応可能です!


応用編: 天気情報アプリを作ってみよう

次に、実用的な例として天気情報を表示するアプリを作成します。

使用するAPI

コード例

以下のコードで、指定した都市の気温を表示するシンプルな天気アプリを作ります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>天気情報アプリ</title>
</head>
<body>
  <h1>天気情報アプリ</h1>
  <button id="getWeather">天気を取得する</button>
  <p id="weather">天気情報がここに表示されます。</p>

  <script>
    document.getElementById('getWeather').addEventListener('click', async () => {
      const apiKey = 'あなたのAPIキーをここに入力';
      const city = 'Tokyo';
      const response = await fetch(`https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather?q=${city}&appid=${apiKey}&units=metric`);
      const data = await response.json();
      document.getElementById('weather').textContent = `${data.name}の気温は${data.main.temp}℃です。`;
    });
  </script>
</body>
</html>

ポイント

  • fetch()を使ってAPIを呼び出し。
  • APIキーを発行し、自分専用のキーを使用。
  • 東京の気温を取得して表示。

API利用時の注意点

エラーハンドリング

  • ネットワークエラーやAPIエラーに備える。
  • 例外処理(try-catch)を利用。
try {
  const response = await fetch(apiUrl);
  if (!response.ok) throw new Error('データの取得に失敗しました');
  const data = await response.json();
  console.log(data);
} catch (error) {
  console.error('エラー:', error);
}

APIの利用制限

  • 無料プランではリクエスト数に制限がある場合が多い。
  • 必要に応じて有料プランを検討。

まとめと参考リンク

今回のポイント

  • APIは外部データを取得する便利なツール。
  • fetch()を使えば簡単にデータを取得可能。
  • 応用次第で多様なアプリが作れる。

参考リンク

APIを使った開発に挑戦して、オリジナルのアプリを作ってみましょう!

以上がAPIの使い方についての紹介でした!
次回はウェブAPIの使いこなし方について紹介します!